実質経済成長率


実質経済成長率とは、四半期ごとおよび1年ごとに内閣府が推計して発表するもので、名目経済成長率の対義語となっているものです。

この名目経済成長率の元になっている名目国内総生産とは、国内で生産のなされた全ての製品やサービスをその時の時価で表示しているものなのですが、これには物価変動分が含まれてはいないために、実質的な国内総生産(GDP)にはなっていないわけなのです。

そこで、この名目国内総生産から物価変動分を差し引いたものが実質的な国内総生産となるわけなのですが、その変化率を示したものが、実質的な経済成長率となるのです。gf1120107989w

この名目ではない実質的な経済成長率が、景気の動向や経済成長の目安としての指標とされているものです。

この指標値は、一時的な物価上昇や下落に左右されないものであるために、この指標によって、実質的な経済規模の変化を把握することができるのです。

このために、名目経済成長率とは当然に異なるものとなっていて、物価の上昇率が名目経済成長率を上回ってしまえば、名目成長率はプラスとなっていても、実質的な経済成長率はマイナスとなってしまったり、逆に物価の下落率が名目経済成長率の下落幅を上回った場合には、名目経済成長率はマイナスであっても、実質的な経済成長率はプラスになるという場合もあるのです。

 

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