完全失業率


就職活動を行って仕事を探しているにもかかわらず、就職先が決まらない人たちのことを完全失業者といいます。この完全失業者が労働人口に対してどれくらいの割合を占めているのかを表している数値が完全失業率です。(ただしここで述べる完全失業者とは就職活動を行ってもなお就職先が見つからない人たちを指し、就職活動を行っていない人は完全失業者とはみなされていません。)kの数値は毎月「労働力調査」というかたちで総務省統計科が発表を行なっています。
この数値は、各企業がどれくらいの人員を雇用できるのかを知るために有効な指標となります。この数値が上昇傾向にある場合、企業側には新たに人員を雇用する余裕がないとみなすことができるのです。新たに人員を雇用する余裕がないということは、それだけ企業側の景気が悪化していると見ることができます。
また、この数値の特徴としては景気の悪化よりもやや遅れてデータに変化が現れる点にあります。通常、業績の悪化した企業では人員の整理をする前にまずは経費の節減などに取り組みことになります。それでもなお業績の改善が見られない場合に、人員の削減を始めるためすぐに完全失業者の数値は上がらないのです。

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